靈氣療法とは
正式名称は、心身改善臼井靈氣療法といいます。1922年(大正11年)肇祖臼井甕男により創始された、手当てによる癒しの技術です。心身改善を目的とした手技です。肉体、精神の改善はもとより、悪癖の修正、遠隔による活用も可能です。戦前には日本各地に多くの実践者がいました。
靈氣療法を簡単に言いますと、天から絶えず発生している靈氣を受け取り、施術者が自分の身体を通して患者に取り次ぐ作業です。そのために手を当てるのです。人間には本来、天からの靈氣を受け取る能力が備わっていました。それを呼び覚ますことにより、誰にでも習得できます。
靈氣療法とは、人間が本来持っている能力を活用し、患者自身が持つ自然治癒力に働きかける自然療法です。
病人というのは自身の自然治癒力がうまく機能していない状態です。だから施術者が自分の身体を通して靈氣を取り次ぎ、目覚めさせる働きをするのが靈氣療法です。
靈氣療法を実践するのに特別な修行は必要としません。日々、地道に続けることにより靈氣療法の効果は最大限に発揮されます。施術者は手を当てながら平らかな気持ちでいるだけです。それには五戒の教え(今日だけは、怒るな、心配すな、感謝して、業を励め、人に親切に)を実行することです。
安全で容易に実践できる靈氣療法は家庭療法としておすすめです。日常生活、子育て、介護など活用の機会は多くあり、日々継続することと相性が良く、家庭円満にも最適な療法です。